~小児矯正~

歯が重なり合って生えたり噛み合わせが反対になったりなど歯並びの悪い(不正咬合)子供が増えています。

小児矯正とは?
小児の歯並びの管理は、特に永久歯が生えそろう小学生までの間に適切な治療を受けると、良い噛み合わせと歯並びを育てることができます。不正があればできるだけ早い時期からそれを治し、将来の不正が予測できる場合はそれを抑制します。このように早めに予防的治療や調整をして永久歯を正しい噛み合わせにすることが、「咬合誘導」です。

床矯正

banner 床矯正(しょうきょうせい)とは、取り外しができる入れ歯のような装置(床矯正装置)を使用した治療です。通常の矯正治療よりも費用が安く、取り外しができるのが特徴です。

床矯正装置が最も多く使用されるのは5~8歳の小児です。
永久歯の前歯が生えると、歯並びがデコボコしているなどの歯列不正に気付くことが多いためです。

床矯正で使用する装置は数十種類もあり、1日に12~20時間ほど装着して、定期的に装置のネジを回していくことにより、成長が悪いあごを大きくしたり、歯を動かして歯列不正を治していきます。治療期間は個人差はありますが、多くは1年ほどです。


〜小児歯科〜

小児歯科とは?
歯が生え始める前の0歳児から、親知らずを除く28本の永久歯が生えそろう中高生位まで口腔内の発達を踏まえた治療を行うのが小児歯科の領域です。

人の生涯の中で歯科治療との『最初の出逢いの場』となる小児歯科は、極めて重要な役割を担う科です。小児期からの口腔管理は極めて重要で、成人から高齢者に至るまでの健全な咀嚼機能育成に繋がります。

小児の虫歯の予防と治療

いずれ生え替わってしまう乳歯。でも、虫歯になったらきちんと治療しましょう。乳歯が虫歯になると、あとから生えてくる永久歯まで歯ならびが悪くなったり、虫歯になったりするんです。

歯医者さんはこれまで、「治療のために行くところ」でしたが、現在では「予防のために行くところ」という認識に変わってきています。

当院で行っている予防には下記のようなものがあります。

フッ素

実は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌(ミュータンス菌)はいません。
でも、ひとたび入り込むと虫歯菌は増え、虫歯の原因になります。
ですから、幼いうちに菌の侵入を防ぐことや菌の数を増やさないようにすることは、とても重要です。
虫歯菌の繁殖を抑えるのに有効な手段は歯みがき、そして虫歯になりにくい歯を作る「フッ素塗布」があります。

シーラント

ちょっとお子様の奥歯を見てみてください。でこぼこした深い溝がありますよね?
6歳臼歯など、生えたての奥歯には複雑な溝があります。その溝は成長の過程ですり減って浅くなりますが、しばらくは汚れが溜まりやすい状態が続くので、虫歯の原因になるのです。
そこで、「シーラント」というフッ素を含んだ樹脂で溝を埋めて、事前に虫歯のリスクを減らします。

笑気吸入鎮静法による歯科診療

当医院では、笑気吸入鎮静法による歯科診療を行っています。
「笑気」とは、全身麻酔に使う麻酔ガスの1つです。しかし吸入鎮静法は眠くなって意識を失う全身麻酔ではありません。ガスの濃度が低いため不安感や恐怖心を取り除く効果にとどまります。

ほんのりと甘い香りのする笑気ガスを吸えば、不安がなくなり痛みを感じなくなるだけでなく、楽しい気分になることもあります。もちろんお子様でも安心して受けられる、安心・安全な麻酔です。

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